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朝サウナのメリット・デメリットは?効果やおすすめの入り方を解説

朝起きてすぐにサウナへ入り、すっきりと一日を始める「朝サウナ」。

旅行先のサウナ付きホテルや旅館、ジムなどで、朝の時間にサウナを楽しみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

朝サウナには、気分を切り替えたり、身体を温めて一日を始めやすくしたりするメリットが期待できます。

一方で、起床直後は水分が不足しやすく、入り方によってはだるさや疲労感が残ることもあるため注意が必要です。

この記事では、朝サウナのメリット・デメリットをはじめ、夜サウナとの違いや、気持ちよく楽しむための入り方、安全面での注意点までわかりやすく解説します。

執筆& サウナ宿 編集部

監修釜山 甲太郎

COCO VILLA sauna 店長

朝サウナとは?夜サウナとの違いを解説

朝サウナとは?夜サウナとの違いを解説

朝サウナとは、起床後から午前中にかけて楽しむサウナのことです。

通勤前にジムやサウナ施設へ立ち寄ったり、宿泊先で朝風呂と一緒に楽しんだり、自宅や貸切サウナを利用したりと、さまざまな楽しみ方があります。

朝サウナと夜サウナの大きな違いは、サウナ後の過ごし方です。

夜サウナは、そのまま休息や睡眠につなげやすいのが特徴です。

実際、就寝前に身体を温めることと睡眠の関係を調べた研究では、就寝の1〜2時間前に身体を温めることで、寝つきや睡眠の質が改善する可能性が示されています。

一方、朝サウナのあとは、通勤や仕事、運転など、そのまま日中の活動へ移ることが多くなります。

つまり、夜サウナは休息や睡眠につなげやすいのに対し、朝サウナはその後の日中の活動を考えて利用する点が大きな違いです。

比較項目朝サウナ夜サウナ
おすすめの人目覚めやリフレッシュを重視したい人リラックスや睡眠を重視したい人
メリット気分を切り替え、活動前の時間として取り入れやすいサウナ後に予定を入れず、身体を落ち着かせながら過ごしやすい
注意したいこと朝は水分が不足しやすく、その後に仕事や運転などの予定が続く場合がある就寝まで余裕を持ち、サウナ後はゆったり過ごせる時間を確保する
楽しみ方のポイント水分補給と休憩をしっかり行い、短め・軽めに楽しむサウナ後は予定を詰め込まず、リラックスして過ごす

朝サウナで期待できるメリット

朝サウナで期待できるメリット

朝サウナには、眠気をやわらげて気分を切り替えたり、身体を温めて一日の活動を始めやすくしたりするメリットが期待できます。

ここでは、サウナによる身体の変化や、起床後に起こる生理的な変化をもとに、朝サウナで期待できるメリットを紹介します。

すっきりと目覚めて一日の活動を始めやすくなる
サウナ後にリラックスして気持ちを切り替えやすい

すっきりと目覚めて一日の活動を始めやすくなる

朝サウナは、身体を温めることで、起床後のぼんやり感をやわらげ、一日の活動を始めやすく感じるきっかけになる可能性があります。

朝起きた直後に「頭がぼんやりする」「なかなかスイッチが入らない」と感じる状態は、「睡眠慣性」と呼ばれます。

睡眠慣性は起床直後に強く現れ、一般的には15〜60分ほど続くとされています。

一方、起床後の身体では、深部体温が上がり始め、ホルモン分泌なども変化しながら、少しずつ覚醒していきます。

サウナに入ると体温が上がり、心拍数や血流など循環系にも変化が起こります。

健康な成人19名を対象に、93℃・湿度13%のサウナに25分間入ってもらった研究では、サウナ中に心拍数と血圧が継続的に上昇し、心臓にかかる負荷は中等度の運動に相当することが報告されています。

このように、身体が自然に目覚めていく時間帯にサウナの温熱刺激が加わることで、「目が覚めた」「身体が動きやすくなった」と感じる可能性があります。

サウナ後にリラックスして気持ちを切り替えやすい

朝サウナでは、身体を温めることだけでなく、サウナを出たあとのリラックス感もメリットのひとつです。

例えば、心血管リスクを持つ93名が73℃のサウナに30分入った研究では、サウナ中は心拍数が上昇した一方、その後のクールダウンでは、副交感神経が働きやすい方向へ自律神経のバランスが変化しました。

また、安静時心拍数も、サウナ前の77拍/分から回復終了時には68拍/分まで低下しています。

こうしたサウナ後の身体の変化によって、緊張がやわらぎ、気持ちを切り替えやすくなる可能性があります。

朝から慌ただしく一日を始めるのではなく、サウナと休憩の時間をつくることで、落ち着いた気分で一日をスタートしやすくなるでしょう。

朝サウナで知っておきたいデメリット

朝サウナで知っておきたいデメリット

朝サウナには、すっきりとした目覚めやリフレッシュにつながる可能性がある一方で、起床直後ならではの注意点もあります。

ここでは、朝サウナを楽しむ前に知っておきたいデメリットを紹介します。

起床直後は水分不足で脱水が進みやすい
入りすぎがだるさや疲労感につながることがある

起床直後は水分不足で脱水が進みやすい

朝サウナのデメリットとしてまず注意したいのが、起床直後は水分が不足しやすく、サウナによってさらに脱水が進む可能性があることです。

睡眠中は長時間にわたって水分を摂らないため、起床後は体内の水分が少なくなっていることがあります。

そこへサウナによる発汗が加わると、さらに水分が失われます。

フィンランド式サウナを10分×4セット利用した研究では、平均0.65kgの体重減少が確認されており、その多くは発汗による水分の喪失と考えられています。

つまり、朝はもともと水分が不足しやすい状態にあるため、起きてすぐサウナへ入ると脱水が進みやすくなるということです。

そのため、朝サウナを楽しむときは、起床後すぐに入るのではなく、まず水分を補給してから入ることが大切です。

入りすぎがだるさや疲労感につながることがある

朝サウナは、入り方によってはすっきりするどころか、だるさや眠気が残ることがあります。

サウナに入ると心拍数が上がり、血圧や体液量も変化するため、身体には一定の負荷がかかります。

実際、心血管リスクを持つ102名を対象とした研究では、サウナ後に収縮期血圧が低下し、30分休憩したあともサウナ前の水準まで完全には戻らなかったことが報告されています。

そのため、朝から高温のサウナに長く入ったり、何セットも繰り返したりすると、身体への負担が大きくなり、その後のだるさや眠気につながる可能性があります。

朝は一日の活動がこれから始まるため、無理に「ととのう」まで入ろうとせず、短め・軽めを意識することが大切です。

朝サウナを気持ちよく楽しむための入り方

朝サウナを気持ちよく楽しむための入り方

朝サウナは、夜と同じ入り方をするのではなく、短め・軽めを意識し、サウナ後の予定まで考えて楽しむことがポイントです。

ここでは、朝サウナを気持ちよく楽しむための入り方を紹介します。

起床後はまず水分を補給する
セット数を少なめにして楽しむ
水風呂は無理をせず短時間にする
サウナ後は水分補給と休憩の時間を取る

起床後はまず水分を補給する

朝サウナを楽しむときは、起きてすぐサウナ室へ向かうのではなく、まず水分を補給しましょう。

目安として、サウナに入る前にコップ1〜2杯程度の水を飲むのがおすすめです。

汗を多くかく場合は、水だけでなく、スポーツドリンクや経口補水液など、ナトリウムを含む飲み物を取り入れるのもおすすめです。

セット数を少なめにして楽しむ

朝サウナは、しっかり追い込むよりも、気持ちよく目覚める程度で切り上げるのがポイントです。

朝に適した時間やセット数について明確な基準はありませんが、普段サウナに慣れている人でも、朝は短めから始めると良いでしょう。

セット数も1〜2セット程度をひとつの目安にし、その日の体調や予定に合わせて調整することがおすすめです。

「もう少し入りたい」と感じるくらいで切り上げ、その後の一日に余裕を残すことを優先しましょう。

水風呂は無理をせず短時間にする

朝サウナでは、水風呂も冷たさや長さを無理に追い求めないことが大切です。

サウナの後に冷水へ入ると血圧が上昇することが報告されているほか、急激な冷水刺激によって「冷水ショック反応」が起こることもあります。

水風呂を利用する場合は、以下の点を意識することが大切です。

・一気に飛び込まない
・ゆっくり身体を入れる
・頭まで潜らない
・息を止めない
・無理に長く入らない

また、冷たい水が苦手なら、ぬるめのシャワーや外気浴でクールダウンする方法でも問題ありません。

朝はこれから一日が始まる時間帯だからこそ、強い刺激を求めるよりも、気持ちよく身体を整えられる範囲で楽しみましょう。

サウナ後は水分補給と休憩の時間を取る

朝サウナのあとは、すぐに着替えて出発するのではなく、水分を補給して身体が落ち着くまで休憩しましょう。

心拍数が落ち着き、立ちくらみやだるさがないことを確認してから、朝食や身支度、その後の予定へ移るのがおすすめです。

特に運転や仕事を控えている日は、サウナの時間だけでなく、サウナ後に休める時間まで含めてスケジュールを組むことが大切です。

朝サウナは、「しっかり入ること」よりも、その後の一日を気持ちよく過ごせる余裕を残して終えることを意識しましょう。

朝サウナを安全に楽しむための注意点

朝サウナを安全に楽しむための注意点

朝サウナを楽しむときは、入り方だけでなく、その日の体調や前日の過ごし方、その後の予定まで確認することが大切です。

ここでは、朝サウナを安全に楽しむための注意点を紹介します。

飲酒した翌朝や二日酔いのときはサウナを控える
寝不足や体調がすぐれない朝は無理に入らない
チェックアウトや移動時間から逆算して予定を組む

飲酒した翌朝や二日酔いのときはサウナを控える

前日にお酒を飲んだ場合は、翌朝の体調を確認してからサウナに入るか判断しましょう。

健康な男性10名を対象に飲酒とサウナの影響を調べた研究では、飲酒とサウナを組み合わせた場合、収縮期血圧が低下し、低血圧のリスクが高まる可能性が指摘されています。

また、フィンランドのサウナ内死亡例を調べた研究では死亡例の50%が飲酒の影響下にあり、日本の重症患者を対象とした研究でも、飲酒状況を確認できた15例中10例に事前の飲酒がみられました。

これらは「前日の飲酒後に朝サウナへ入る危険性」を直接調べた研究ではないものの、飲酒とサウナの組み合わせには注意が必要であることがわかります。

特に、頭痛・吐き気・めまい・強い喉の渇きなど、二日酔いの症状が残っている朝はサウナを見送るのが無難です。

寝不足や体調がすぐれない朝は無理に入らない

寝不足や体調がすぐれない朝は、無理にサウナへ入らず、まず身体を休ませることを優先しましょう。

特に、次のような場合はサウナを見送るのがおすすめです。

・明らかに睡眠時間が足りていない
・発熱や風邪の症状がある
・胃腸の調子が悪い
・めまい・動悸・頭痛など普段と違う症状がある
・強い疲労感が残っている

旅行先などでは「せっかくサウナ付きの宿に泊まったから」と入りたくなることもありますが、体調が悪い日に無理をする必要はありません。

朝サウナは体調が良い日に楽しみ、違和感がある日は休むという判断も大切です。

チェックアウトや移動時間から逆算して予定を組む

朝サウナを楽しむ場合は、サウナに入る時間ではなく、その後の予定から逆算してスケジュールを組むのがおすすめです。

朝は、朝食や身支度、チェックアウト、移動など予定が続きやすく、時間に追われがちです。

特に、宿泊の場合、「チェックアウトまであと30分だから急いで1セット」という入り方では、サウナ後に身体を落ち着かせる時間がなく、そのまま慌ただしく移動することになってしまいます。

朝サウナを楽しむなら、サウナ・身支度・休憩まで済ませても余裕を持って出発できる時間を確保しておきましょう。

時間が足りない日は無理に朝サウナを予定へ詰め込まず、夜に楽しむ、あるいはその日は入らないという選択肢を考えるのもおすすめです。

朝サウナを楽しむならサウナ付きの宿がおすすめ

朝サウナを楽しむならサウナ付きの宿がおすすめ

旅行先で朝サウナを楽しむなら、サウナ付きの宿を選ぶのもひとつの方法です。

ここでは、朝サウナを楽しむうえでサウナ付きの宿がおすすめな理由を紹介します。

起きて好きなタイミングで朝サウナを楽しめる
サウナ後に移動せずそのままゆっくり休める
朝ならではの景色を眺めながら外気浴を楽しめる

起きて好きなタイミングで朝サウナを楽しめる

サウナ付きの宿なら、起床後の体調や予定に合わせて、自分のタイミングで朝サウナを楽しみやすいのがメリットです。

日帰り施設では営業時間や移動時間を気にする必要がありますが、宿泊先にサウナがあれば、朝の予定に余裕を持って利用できます。

また、貸切やプライベートサウナのある宿なら、周囲のペースを気にせず、体調に合わせて早めに切り上げることもできる点も魅力です。

サウナ後に移動せずそのままゆっくり休める

サウナ付きの宿なら、サウナ後に電車や車で移動する必要がなく、そのまま客室でゆっくり過ごせます。

日帰り施設では、サウナの後にすぐ移動したり、仕事や観光へ向かったりすることもありますが、宿泊先なら次の予定まで余裕を持たせやすくなります。

部屋で休憩してから朝食を取り、身支度をして出発するなど、サウナ後の時間までゆったり過ごせることは、サウナ付きの宿ならではのメリットです。

朝ならではの景色を眺めながら外気浴を楽しめる

朝サウナならではの楽しみのひとつが、早朝の景色や空気を感じながらの外気浴です。

特に湖畔や山あい、海沿いなどにあるサウナ付きの宿では、朝日などの自然の景色を眺めながら外気浴を楽しめることもあります。

観光へ出かける前の静かな時間にサウナへ入り、景色を眺めながらゆっくり休むという過ごし方ができるのも、宿泊して朝サウナを楽しむ魅力のひとつです。

夜とは違う景色や雰囲気まで含めて楽しめることが、旅先で朝サウナを選ぶ楽しさといえるでしょう。

まとめ

まとめ

今回は、朝サウナのメリット・デメリットや夜サウナとの違い、気持ちよく楽しむための入り方、注意点について紹介しました。

旅先で朝サウナを楽しみたい場合は、サウナの有無だけでなく、朝の時間帯に利用できるか、貸切・プライベートで楽しめるか、外気浴スペースがあるかなども確認しておくと、自分に合った宿を選びやすくなります。

& サウナ宿メディアでは、客室サウナ付きの宿、貸切・プライベートサウナ付きの宿、一棟貸し・ヴィラタイプのサウナ宿など、全国のサウナ付き宿を紹介しています。

サウナ設備だけでなく、温泉や食事、外気浴スペース、客室の雰囲気なども含めて探せるため、旅の目的や同行者に合わせた宿選びがしやすいのが特徴です。

朝の静かな時間にサウナを楽しみ、そのままゆっくり朝食や観光へつなげたい人は、ぜひ& サウナ宿メディアで自分に合ったサウナ宿を探してみてください。